猫が病気になった時どんなことやどんなものを用意しておけばいいのでしょうか?
この記事では、できるだけ後悔しないために用意できるものを購入先とあわせてご紹介します。
1.救急病院を探しておく。
かかりつけの病院と連携している救急病院があれば、そちらを聞いておきます。
病気にかかると猫にかぎらず、不測の事態がおきますよね。
もう病院が終わっている夜中やまた開いてない明け方、猫が舌を出してはぁはぁする→パンティングはなにかしたらの異常を起こしています。
うちの猫は抗がん剤治療の際に抗がん剤が効きすぎて、骨髄抑制が起こり、パンティングと熱が出始めました。21時ごろだったのですが、昼くらいに一度かかりつけに相談していて、連携が取れている救急を知っていたのでそちらに向かって対処してもらいました。翌日もかかりつけの病院に昨夜検査したデータなどがすでに送られていて、骨髄抑制の連絡も言っていたのですぐに血液検査を再度して、ことなきを得ました。
救急病院の連絡先の登録と場所を確認しておくことをオススメします。
2.シリンジ(給餌用+投薬用)
病気をしている猫は食べなくなったりします。
その時は強制給餌をしなくてはなりません。
病院でシリンジをもらえることもありますので必ず必要というわけではないのですが、
私は、給餌するフードの量からも20ml入るシリンジが一番重宝したので必要になったら買っておくというので良いと思います。
3.動物用体温計
これは先が柔らかくなっている体温計です。猫の体温の平熱は37-38度。
38度後半になってきたら、熱が上がってきています。
人間の体温計だと固く腸を傷つけてしまうかもなので、動物用を用意したいものです。
また計測時間も「10秒」程度のものが好ましいです。
お尻に入れる時はオリーブオイルやプロペトといった保湿剤を用意しておくとお尻を傷めなくてすみます。
4.プロペト 保湿剤
保湿剤です。ワセリンですが、人間用のヴァセリン(商品名)といった色々と入ったものではなくなるべくなにもはいってないものが好ましいです。
お薬のせいで下痢や便秘になります。
この時人間と同じくお尻を痛めることがあります。このプロペトで痛みを和らげてあげてほしいです。
5.使い捨て手袋
猫の治療もここ数年で様々な治療が行われています。
薬によっては、人間に害があるものもあります。
例えば食欲増進剤のミルタザビンなどは飲み薬の他に、耳に塗る塗り薬もあります。
これを塗布する際には、手袋をして行わらないとならないです。
また抗がん剤の治療をする際にも、抗がん剤に暴露しないように排泄物の処理は使い捨て手袋をして行いましょう。自分を守ることもとても重要です。
私はゴムアレルギーの人も使えるニトリル手袋を使っています。
6.厚底の洗えるスリッパ
猫の介護では、部屋の至るところに嘔吐物や排泄物が落ちていることがあります。
その中には抗がん剤が混じっているなどで暴露してしまうこともあります。
私はゴム性の厚底のスリッパを買って履くようにしています。
もし足についたら、すぐに洗ってくださいね。
7.寝やすいベッド
病気になったり老いてくると高いところにのぼれなくなります。
椅子の上、ベッドの上。今まで何でもなく乗れていたところが乗れなくなります。
高くなくても、体を横たえられるベッドを用意してあげましょう。
さらにこちらも排泄物や吐瀉物で汚れます。丸洗いできるものを探しましょう。
いかがでしたでしょうか?
おむつなどもう少し準備が必要なものもありますが、おむつに関しては個体差が大きいので非常に難しいです。ひとつの記事使ってしまいそうなのでそちらにまとめたいと思います。
病気の猫ちゃんが病中でも穏やかに暮らせますように。
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