うちの猫、へーさんが消化器系リンパ腫(ハイグレード)悪性ガンと診断されました。
この記事では
– またもし消化器系リンパ腫になった場合、どんな治療が行われるのか?
– 実際どのくらいのお金がかかるのか?
私の実体験に基づいてシェアできればと思います。
診断までにかかった時間
1日で2回ほど吐くことが連日続き、これはおかしいと思って病院へいったのが5/26
リンパ腫の診断がついたのが8/18
3ヶ月もかかりました。この間、8月11日までへーさんの状態はずっと悪くもよくもならずだったので飼い主もまさかガンだとは思っていませんでした。
消化器系リンパ腫は慢性腸炎と同じ症状であり、超音波エコーの診断ではみつけにくいです。
また確定診断するには内視鏡が9万近く(その時の薬処方や検査、雑費用も含めて)かかります。最初からお医者さんにはガンかもしれない可能性は伝えられていました。先生がいうには内視鏡しても確定できる確率は低いそうで、それでも見切り発車でやってみるというのもあると言われました。あと現在は吐いているので、それを抑えないと炎症とだけ出てしまうので、一旦症状を抑えましょうと。少し待つ必要もありました。
内視鏡は金額も高く、しかも絶対ではない。
ここで決断するにはかなりのお金の余裕と決断が必要となります。
悪性のリンパ腫は通常無治療だと1〜2ヶ月の余命と言われています。悪くもよくもならないへーさんをみているとまさかリンパ腫ではないだろうとも思っていました。
猫の体調は変わらなかった
うちのヘーさんの場合は、吐くのみで体重も減らず(むしろ太っていっていて先生からの指示でダイエットさせてました)ご飯ももりもりたべて、便も快調で色も普通のうんちでした。
ガンになると体重が減る、食欲がなくなる、下痢、嘔吐が一般的と書かれていて、ひとつしか当てはまなかったこと。また嘔吐を止める薬をのむと、投薬をやめても数日嘔吐が止まることから、お医者さんも途中は大丈夫そうな感触でありました。
それでも悪性の強いハイグレードのリンパ腫でした
エコーでもなかなか腫瘍もみつからず、なかなか診断がつきにくいこの「消化器系リンパ腫(ハイグレード)悪性ガン」の心配をされている方の早めの治療を行えるように、なにかしたら助けになればと思い、ブログに書くことにしました。
もしあなたの猫ちゃんがガンになったらと考えるだけでも、また診断されたとなったら、さぞお辛いかと思います。私も同じ気持ちです。5/29におかしいなと思ってからもずっと元気だったので、こんな子もガンなのかと驚きもしました。抗がん剤治療をしたらどんなことが起こるかもなかなか探せないので、ひとつの症例として残せたらと思います。
読むのが苦しい時は、一旦自分のケアを。
渦中にいるとこの記事を読むだけでも大変苦しいかと思いますので、つらくなったらどうかすぐ読むのをやめて、過去に悔やまれることも考えず、未来のこの先に起こるかもしれないことも考えず、今のことだけに集中してまずはご自身の心のケアと体のケアもなさってくださいね。
いろんな猫ちゃんがいます。この記事はたったひとつの例です。読んでくださったおうちの猫ちゃんが癌ではないこと、また長くよい状態を保てることを祈っています。
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