この時まだへーさんは体重も落ちておらず、よくあそんでよくねて、ごはんの催促もすごかった。
人生で一番つらい。認められない
へーさんは私にとってはじめての猫でした。
保護された時から片目があかなくて、猫風邪ヘルペスウイルスを持っていました。
そしてうちにきてからすぐにストルバイトの結晶がでて、尿結石にならないようにフードを変えました。
3歳くらいには、痒みがあるらしく舐め回して、お腹や腕がハゲてきて、舐めすぎで血ができてきてしまうほどでした。それからアトピカというお薬で改善はしてました。
これだけ書くだけでも、へーさんは体が強くないことはわかります。わかっていました。
長生きはしないだろうなとぼんやり思っていたのですが、こんなに早いと思いませんでした。
まだ7歳です。
体が弱いこともわかっていたのでワクチンは必ず打ち、健康診断も半年に一度は受けていました。
いつもいつも気にして、注意していたのに‥!
それでもハイグレードのリンパ腫になったら、治療をしても予後は難しいとどこを読んで書いてあります。
またはSNSで同じリンパ腫で闘病している人の投稿を読んで、亡くなってしまった猫さんを見て、ものすごくショックを受けて、呼吸がうまくできなくなりました。
この子がいなくなる‥?
それを考えただけで全力で心が拒否して、なにかドン!と心臓を潰されたような感覚になり、「あああ、まずい、これは。」と自分でもわかりました。こういった時は誰かに話すのが一番だと思い、友達や家族に連絡をしました。それでも泣きつづけて「わー、これは壊れてしまうな、私」と思ったので、オンラインのカウンセリングに助けを求めました。
ペットロスのカウンセリング
ペットロスのカウンセリングは検索するといくつか出てきました。へーさんの調子が悪いことから家を離れるのは難しいとおもったのでできればオンラインで、まだへーさんは元気のでペットの病気から相談できるようなところがいいなと思って探しました。
こちらにはペットロス対応のカウンセリングがあるようでした。また病気で悩んでることも相談できるカウンセラーさんも探せました。
話して聞いてもらえて、すこしがんばれるように。
実際にペットロスの経験があるカウンセラーの方を探して、1時間お話しました。どうしてもこれから猫が死ぬことを受け入れられないこと、へーさんは今まだ元気なのに、死ぬ時のことを考えてつらくて泣き続けてしまい、どうにかなりそうなことをご相談しました。その方には
「受け入れられないのは当然ですよ。」
とおっしゃっていただき、最後まで受け入れられなくてもよいと言ってもらいました。その方もペットを亡くされていて、ペットがなくなる辛さというのは非常につらい、、、他を比べられないものすごく辛さがあることや、共感していただいていっぱい泣きました。
また過去のことを悔やんだり、未来猫がいなくなることを想像することはやめて、一旦今だけをみることを進めてくれました。私が記事の最後に書いている言葉もこの言葉を借りています。
それからもどうしても泣いてしまい、苦しくなることは多々あるのですが少しがんばれるようになりました。
これから治療がはじまることもあり、今、自分ができることを考えるようにしています。
どちらにしろ悲しくて苦しいですが、なにがへーさんに必要なのかは常に冷静に判断してあげたいので、落ち着く時間も作れるようにしたいと思います。
読むのが苦しい時は、一旦自分のケアを。
渦中にいるとこの記事を読むだけでも大変苦しいかと思いますので、つらくなったらどうかすぐ読むのをやめて、過去に悔やまれることも考えず、未来のこの先に起こるかもしれないことも考えず、今のことだけに集中してまずはご自身の心のケアと体のケアもなさってくださいね。
いろんな猫ちゃんがいます。この記事はたったひとつの例です。読んでくださったおうちの猫ちゃんが癌ではないこと、また長くよい状態を保てることを祈っています。
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