ついにCTと内視鏡をすることに:うちの猫が消化器リンパ腫(ハイグレード)悪性癌でした。

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渦中にいる時は記事を読むだけでも大変苦しいかと思いますので、つらくなったらどうかすぐ読むのをやめて、過去に悔やまれることも考えず、未来のこの先に起こるかもしれないことも考えず、今のことだけに集中してまずはご自身の心のケアと体のケアもなさってくださいね。

へいちゃん リンパ腫

まだ元気で遊んでいるヘク。

この記事ではまず確定診断を行うまでがわかります。

– リンパ腫だとわかるまでの直接的な結果
– どんな検査をおこなっていたか
– 実際どのくらいのお金がかかるのか?

私の実体験に基づいてシェアできればと思います。

7月29日エコーで胃に腫瘍が見つかる

このころまで先生の指示で意識的にダイエットしていて、7キロが6.3キロくらいになっていました。

ごはんの時間からだいぶ時間が経っていてエコーの際には胃の中に何も入っていません。この時ようやく胃の中に腫瘍があるとエコーでわかりました。この時の腫瘍の大きさ2.4cmくらいだったと思います。

何度やっても見えなかったのは、太っていたからか先生にきいたところエコー診断はご飯が何もはいっていないことが重要だそうです。太り過ぎも見えにくいかと思ったのですが、ごはん残っていると見えにくいんだそうです。

胃にある腫瘍を取れば吐き気が治るよと先生はおっしゃってました。このまま手術すると位置が正確にわからないので、検討で手術することになるから、CTをした方が正確な位置がわかる。といわれてすぐにCTをすることにしました。それが8/8に別の病院でCT検査をすることになりました。

8/8CTの結果でリンパ腫の疑いがあるとの結果に

CTは全身麻酔をかけて行います。

内視鏡やCTを躊躇していたのはこの理由があります。全身麻酔は動物にとって負担になります。ひと昔よりは比較的改善されていて、すぐ目覚めるような量に調整していると言われていますが、とても心配でした。

この病院へ朝にへーさんを預けてお昼には診断が終わって、お迎えにいきました。

そして結果はリンパ腫の疑いが強いとのことに。

いままで幽門狹窄ではないか、胃の腫瘍ではないかとのことでなんとなく癌ではなさそうではあったのですが、ここの診断でリンパ腫であろうという結果を聞かされました。癌の可能性は最初から言われていて、自分でも最近猫に多い、リンパ腫のことも調べていました。

リンパ腫の種類

猫にも犬にもあるリンパ腫、へーさんがなった消化器以外にもさまざまなリンパ腫があります。

またその種類やグレードによって、使う抗がん剤も違い、予後も変わってくるそうです。

リンパ腫の大半は高グレード、中グレード、低グレードに分類されます。このグレードにより抗がん剤の種類や余命が変わっていきます。

白石動物病院 webサイト https://www.shiraishi9699.co.jp/blog/1838より引用

ここでのCTでの診断では画像なのでまだグレードがわからないということでした。内視鏡をして、生検を検査して確定診断する必要があると言われました。

かかりつけの病院にもすでに連絡してくれて、かかりつけの病院に午後の診断でこれるか連絡があったのですぐ行くことにしました。リンパ腫であることを早く確定して治療を始める必要があるということです。私も自分で調べいて早く確定して早く治療することそれを知っていたのでできる限りすぐ内視鏡を行うべく8/13予約できました。

へーさんの具合が悪くなる

内視鏡を控えた8/11日へーさんの具合が急に悪くなりました。

下痢が止まらなくなり「おかあさん助けて」という感じに鳴いて鳴いてウロウロします。

何度も撫でてあげて、眠って 鳴いて 撫でて 眠って。

を二人で繰り返しました。翌日すぐに病院へいって下痢止めなどを処方してもらいました。

ここではじめてヘクの体重減少が見られます。それでもすこしの6.0キロに落ちてました。

リンパ種の診断と下痢と体重減少。

ここにきて、へーさんは癌なんだということで急にリアルに迫ってきました。

内視鏡検査

8/13 朝からへーさんを病院にあずけて夕方お迎えに行きます。

内視鏡も全身麻酔です。

夕方お迎えにいった時に

生検はお盆なので結果が遅れる

簡易的な検査でリンパ種ハイグレードであることが判明

その日のうちにすぐに治療を始めてもらうことにしました。

病理組織診断書:生検検査

8/13 に内視鏡して細胞を生検に送っています。しかしながら世の中はお盆です。それでも結果が戻ってきたのは8/18日でした。

確定診断のための送ったのですが、結果は

リンパ腫を強く疑う

という結果でした。細胞が潰れていて評価が困難と書かれていました。ただ大型のリンパ球があるということで通常はない細胞なのでリンパ腫であると判断されているようです。

またBリンパ球かTリンパ球かはクローナリティ検査が追加で必要ということでした。このTか、Bかで抗がん剤が効きやすいか否かがわかるようですが、それで薬が変わったり治療が変わったりはしないう先生のお話だったので私と特定はしませんでした。

ここでも猫の消化器型リンパ腫(低分化)と考えられると書かれていました。低分化というのはハイグレードになります。

リンパ腫は完治が難しく、抗がん剤が効いて症状がなくなる「寛解」をしてもまた数週間か数ヶ月で再発し、再発したら今度は抗がん剤が効かないそうです。少しでも治療して生きるのを伸ばした方がいいのか、緩和ケアにしてゆっくり過ごさせてあげるのがいいのか。

ここでも決断を求められます。

まだ比較的へーさんは元気で体重もあるので一旦抗がん剤治療をすることにしました。

また抗がん剤治療のことは別の記事で書きます。

人生で一番つらい。認められない

へーさんは私にとってはじめての猫でした。

まだ7歳です。心がもう追いつかなくてだめだと思ったので、ペットロスのカウンセリングを受けました。詳しくはこちらの記事に

CTや内視鏡での費用

7/29 20,760 超音波
8/8 132,000 CT検査
8/8 3,450 診断後ご相談
8/12 11,330 下痢かかりつけ
8/12 12,650 下痢救急
8/13 95,190 内視鏡

合計275,380

CTはお腹だけだと10万くらいだったのですが、この子は肺にも慢性気管支炎の兆候があったようでその際に急遽、CTとることになりました。なので13万に。

内視鏡の際も超音波エコーをしたり、セレニアを出してもらったりしていて、9万5千円ほどになりました。

動物ペット保険ですが、基本的に検査の費用はでないようです。なのでこのあたりの費用はどちらにしろ貯金しておいて、いざという時は出せる覚悟を持っておいた方がよさそうです。

読むのが苦しい時は、一旦自分のケアを。

渦中にいるとこの記事を読むだけでも大変苦しいかと思いますので、つらくなったらどうかすぐ読むのをやめて、過去に悔やまれることも考えず、未来のこの先に起こるかもしれないことも考えず、今のことだけに集中してまずはご自身の心のケアと体のケアもなさってくださいね。

いろんな猫ちゃんがいます。この記事はたったひとつの例です。読んでくださったおうちの猫ちゃんが癌ではないこと、また長くよい状態を保てることを祈っています。

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